論文についての記事
【十全大補湯】進行性膵がん患者における免疫学的パラメーターの変化/論文の概要
Changes of immunological parameters with administration of Japanese Kampo medicine(Juzen-Taihoto/TJ-48) in patients with advanced pancreatic cancer(Internat…
【十全大補湯】進行性膵がん患者における免疫学的パラメーターの変化/論文の意義
徳島大学医学部消化器・移植外科の池本哲也先生らは、漢方薬の『十全大補湯』が膵臓がん患者の免疫機構を強化し、生存期間を延長させる可能性があることを報告しました。…
【抑肝散】レビー小体型認知症の妄想・幻覚に対する改善効果/論文の概要
Improvement in delusions and hallucinations in patients with dementia with Lewy bodies upon administration of yokukansan, a traditional Japanese medicine Iwasa…
【抑肝散】レビー小体型認知症の妄想・幻覚に対する改善効果/論文の意義
現在、総合南東北病院(宮城県岩沼市)で漢方医学センター長を務める岩崎鋼先生らのグループはレビー小体型認知症の患者の妄想や幻視・幻覚と言った症状に漢方薬の『抑肝…
【六君子湯】胃切除後の胃がん患者における消化管症状とグレリンレベルに対する効果/論文の概要
Effect of rikkunshito, a Japanese herbal medicine, on gastrointestinal symptoms and ghrelin levels in gastric cancer patients after gastrectomy(Gastric Cancer…
【六君子湯】胃切除後の胃がん患者における消化管症状とグレリンレベルに対する効果/論文の意義
大阪大学大学院医学系研究科消化器外科学講師の瀧口修司先生らのグループは、胃がんでの胃切除症例で発生する食欲不振の改善に漢方薬の六君子湯が有効であると報告しまし…
【加味逍遙散】HRT抵抗性で、精神症状を強く訴える更年期障害に対する改善効果/論文の概要
Kami-shoyo-san, Kampo (Japanese traditional medicine), is effective for climacteric syndrome, especially in hormone-replacement-therapy-resistant patients wh…
【加味逍遙散】HRT抵抗性で、精神症状を強く訴える更年期障害に対する改善効果/論文の意義
HRT(欠乏したエストロゲンを補うホルモン補充療法)の反応性がない、あるいは効果が不十分な更年期障害の女性に対して漢方薬の『加味逍遙散』の有効性が高いことを報告し…
【抑肝散】認知症患者の治療ならびに日常生活動作の改善に効果/論文の概要
Yokukansan in the treatment of behavioral and psychological symptoms of dementia: asystematic review and meta-analysis of randomized controlled trials(Human P…
【抑肝散】認知症患者の治療ならびに日常生活動作の改善に効果/論文の意義
国際的に科学的根拠、エビデンスを評価する標準手法に従い、過去に発表された複数の認知症に対する『抑肝散』の無作為化対照試験から得た個々の患者データの系統的レビュ…
【大建中湯】腹腔鏡下大腸がん切除術後の外科的炎症反応に対する効果/論文の概要
The effects of the Kampo medicine (Japanese herbal medicine) “Daikenchuto” on the surgical inflammatory response following laparoscopic colorectal resection. …
【大建中湯】腹腔鏡下大腸がん切除術後の外科的炎症反応に対する効果/論文の意義
腹部膨満感や便秘の改善などに効果があるとされている『大建中湯』が腹腔鏡を利用した大腸がん切除後に発生する炎症を抑制する効果があることを明らかにしました。
【六君子湯】抗がん剤治療による食欲不振の抑制効果/論文の概要
Rikkunshito, a traditional Japanese medicine, suppresses cisplatin-induced anorexia in human.Tetsuro O, et al. Clinical and Experimental Gastroenterology. 2011…
【六君子湯】抗がん剤治療による食欲不振の抑制効果/論文の意義
胃炎や消化不良、食欲不振に効果があるとされてきた六君子湯が、シスプラチンという抗がん剤が引き起こす食欲不振を改善できる可能性があることを明らかにしました。
【麦門冬湯】かぜの後の長引く咳の改善効果/論文の概要
Antitussive effect of bakumondoto a fixed kampo medicine (six herbal components) for treatment of post-infections prolonged cough: Controlled clinical pilot st…
【麦門冬湯】かぜの後の長引く咳の改善効果/論文の意義
かぜをひいた後、ほかの症状はよくなったのに、なかなか咳が止まらないという経験はありませんか。病院で咳止め(鎮咳剤)をもらって飲んでもよくならず、せっかくかぜが…
【当帰芍薬散、加味逍遙散、桂枝茯苓丸】更年期女性の不眠症状改善効果/論文の概要
Effects of three Kampo formulae: Tokishakuyakusan (TJ-23), Kamishoyosan (TJ-24), and Keishibukuryogan (TJ-25) on Japanese peri- and postmenopausal women with s…
【当帰芍薬散、加味逍遙散、桂枝茯苓丸】更年期女性の不眠症状改善効果/論文の意義
中高年の女性における不眠症状の訴えは多く、特に更年期女性が抱える問題としてこれまで注目されてきました。更年期症状には、従来からホルモン補充療法が有効とされてい…