日本薬科大学の社会人向けプログラム「漢方アロマコース」　第2期生の募集を開始

2016年度から開始された職業実践力育成プログラム

2016年度講義の様子

　日本薬科大学が2016年4月に開講した社会人向けプログラム「漢方アロマコース」で、第2期生となる2017年度の募集が開始されました。定員は50名で計130時間の講座となっており、大部分の講義でスポット受講も可能。医療機関や医療業界で勤務する方だけでなく、趣味や教養として学びたい方も受講できます。

　漢方、アロマテラピー、鍼灸、サプリメント、ヨガなど幅広い補完医療の現状を体系的に学ぶ事ができるほか、メイクセラピー、アーユルヴェーダ、薬膳などの美容や健康に役立つ知識も身につける事ができます。

　例えば、漢方に関する講義では、漢方の診断方法のポイントや中医学理論の講義、生薬の使い方や流通・栽培に関する知識を学ぶことができます。通常の座学の講義に加えて、漢方製剤の工場や漢方薬局の見学、自生地や植物園での薬草観察などの現地研究も行われるなど、フィールドワークも充実。また、週末開講など、社会人が受講しやすい工夫も整備されています。

　前期・後期を通じてのプログラム修了者（120時間以上受講）には、学校教育法に基づく「履修証明書」が交付されます。

　2017年3月5日には、開講記念講演ならびに説明会が同大学お茶の水キャンパスで実施されるとのこと。漢方をしっかりと学びたい方は参加してみてはいかがでしょうか？